今日は、台湾で確定申告してきた話を。
実は去年も1度、確定申告をしたのですが、1年に1回なのでどうしても忘れてしまうんです。
(ちなみに去年は確定申告の月を6月と勘違いしていて、あやうくし忘れそうに・・・)
なので、自分の備忘録として記しておきたいと思います。
2年目の確定申告
私は台北市の住人なのですが、台北市は、通常自分の住んでいる区の税務署に確定申告に行けばいいようです。
私も最寄りの区税務署に確定申告に行きました。
5月の20日前後に行ったのですが、この混みようでした。
確定申告は5月1日から5月31日までなので、月末に近づくほど混み合います。
なるべく早く行きましょう。
1番が所得や健康保険料などが記載された紙を印刷してくれる場所で、2番が実際に税金の還付、または追加納税などの手続きを行う場所です。
49人も待ってる!と思いましたが、窓口がいっぱいあって、割とサクサク進むので、1時間程度の待ち時間で済みました。
確定申告の手順は簡単で、居留証を持って行けばいいだけです。
台湾はいわゆるマイナンバーシステムなので、居留証を持って行けば、所得や健康保険料の記載された紙を、係の人が印刷してくれます。
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こんな紙です |
必要な書類が印刷されて手元に渡されるまで、5分もかからないと思います。
だから、2番の窓口だけ、すごい混むことになるんですよねー、きっと。
「所得税と控除に関する資料」には、勤務先以外からの所得なども記載されているわけですが、びっくりしたのは、通院記録までしっかり残っていること。
どこの病院に、どれだけ支払ったかがきちんと記載されています。
この資料を受け取ったら、あとは2番の窓口で呼ばれるのをひたすら待ちます。
呼ばれたら、窓口で資料と居留証を渡して、必要な項目を電子入力してもらい、追加納税なのか、還付なのかが決まります。
この時、控除について聞かれるので、控除に関する書類があれば用意しておく必要があります。
一般的に誰にでも当てはまりそうなのは、家賃控除です。
ただしこれは、大家さんから「家賃を払っていますよ」という書類を出してもらう必要があるそうです。
多くの大家さんは自分も税金対策をしているので、この書類を出すのを嫌がるそうです。
なので、この書類を出してもらわない代わりに、少し家賃を安くしてもらうなど、部屋を契約する際の交渉カードとして使われることが多いそうです。
私は実は家賃が控除の対象になると知らず、この書類について大家さんと話したことがないのですが、ご参考までに。
ちなみに追加納税の場合は、クレジットカード(銀行のデビットカード含む)、現金、銀行支払いが選べます。
私はちょっと特殊な職業のせいか、または台湾に来て日が浅いせいか、去年に引き続き、今年も追加納税でした。
いっぱい所得税払っているのに、さらに払えと言われると悲しくなりますね。。。
窓口に座ってから、全ての手続きが終わるまで15分もかからないと思います。
順番を待っている時間が一番長いですね。
あと、これは重要なことなのですが、確定申告をした際に発行される「納税証明書」は、7月に居留証の更新をする際に必要ですので、大切に保管してください。
この納税証明書がないと、居留証の更新ができません。
1年目の確定申告の思い出
ちなみに、1年目の確定申告についても、覚えている限りの記憶を書いておきます。
私は台北市の住人なので、先ほども書いたように、通常は自分の住んでいる区の税務署に確定申告に行きます。
ですが、1年目は滞在日数が183日に満たなかったので、区の税務署では手続きできませんでした。
これ、新年度が始まる9月から雇用された方は、みんな当てはまると思うので、注意が必要です。
中国語が堪能な方か、台湾人のお友達に確認してもらった方がいいです。
外国人の確定申告については、国税局のページに日本語で書かれたものがあるので、参考にしてください。
国税局の日本語ページはこちら。
というわけで、少しでも時間を節約するために、仕事の合間をぬって朝早くから行ったのに、たらい回しに・・・
結局、MRT北門駅の近くにある台北国税局に行きました。
5月末の差し迫った時期に行ったため、国税局はかなり混雑しており、すべての手続きが終わるまでに2時間ほどかかりました。
台湾ではいわゆるマイナンバーが導入されているので、給与や保険などの情報はすべてIDにタグづけされており、居留証を出せば必要な情報は印刷してくれます。
それを基に、学生ボランティアの人が用紙を記入してくれて、あとは窓口で手続きして終了です。
ただ、学生ボランティアさんが書いてくれた書類、間違ってました!(笑)
なんで気づいたかというと、区の税務署で印刷してくれた紙に書かれていた数字と違っていたからです。
ただでさえ、働き始めて最初の半年は20%の所得税が引かれているというのに、あやうく余分に税金を取られるところでした。
どうも、国税局は毎年手書きの書類が必要みたいなので、私は区の税務署をおすすめします。
区の税務署なら、手書きの書類は一切必要ないと思います!
(少なくとも、私はそうでした。書いたのは、最後の認めサインくらい)
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