だいぶ経ってしまいましたが、今日はMRT大安駅の近くにある、有名なお茶屋さん「茗心坊」に行ってきたお話をしようと思います。
結論から言うと、店主の林さんはとても親切で、お茶の説明は日本語でもしてもらえるし、何より心ゆくまで試飲させてくれるので、日本人が安心してお茶を買えるお店だと思いました。
品質のいいお茶を、おしゃれにプレゼントしたい方におすすめのお店です。
茗心坊への行き方
さて、まずはお店への行き方から。
とても簡単なので、旅行者の方でも安心です。
まずはMRTの淡水信義線(赤い線)で、「大安駅」まで行きます。
大安駅に着いたら、4番出口から地上に出ます。
目の前の横断歩道を、スタバの方へ歩きます。
横断歩道を渡りきったら、すぐに右に曲がって、また少し歩くと、もうお店に到着です。
すごく駅から近いです。
お店の外観はこちら。
「優品生活」の看板を目印にしてもいいかもしれません。
お店の中はこんな感じです。
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棚にお茶が並んでいます。この時は春茶の新しいものが出たばかりでした。 |
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奥にはなんだか高そうなお茶が・・・ |
お店ですること
お店に入るとすぐ、店主の林さんに入り口近くの試飲台へと招かれました。
この時は、これから2時間ほど、延々とお茶を飲み続けるとは思ってもいませんでした(笑)
そうです。お店ですることとは、ひたすら説明を聞きながらお茶を飲み続けることです!
(そして、欲しいと思えばお買い物する)
お茶を試飲するのは意外と時間がかかるので、説明を聞きながらゆっくり選びたい方は、時間に余裕を持って行った方がいいです。
もちろん欲しいお茶だけを買って、さっとお店を出ることも可能ですが、試飲するのはタダなので、あまり台湾茶に詳しくない方にはぜひとも長居をおすすめしたいです(笑)
自分で買うのはちょっと勇気がいる高級茶も、躊躇なく試飲させてくれます!
そして、「最初から高いお茶を飲むと、手頃なお茶がおいしく感じられなくなるから、まずは手頃なところから始めた方がいいよ。手頃なお茶でも十分おいしいよ。」と言ってくれるので、良心的なお店だなと思いました。
ちなみに、やっぱり高いお茶はおいしいです(そんな気がします笑)
試飲台に座ると、まずこんなプリント(というには上質な厚い紙)を渡されて、台湾茶とはどんなものか、お店にはどこのどんなお茶が置いてあるかを説明してくれます。
林さんは、積極的に日本語を話される方ではありませんが、お茶の説明はすべて日本語で受けられます。
なんでも、専門に関わるお茶の日本語は、独学で習得されたんだそうな。
まだまだ中国語のおぼつかない私としては、尊敬しきりです。
ちなみに、私が友人と行った日は、たまたま日本語を話せるスタッフの方がいて、途中からその方が試飲台で説明しながら、お茶を入れてくれました。
お茶の入れ方
ガラスのポットしか持っていないと言ったら、「大きなポットでは、茶葉がすぐなくなってしまってもったいない(底が広いから)」と言われました。
やっぱり、台湾茶用の土でできた茶器がいいみたいです。
というわけで、この日はちょっと見学のつもりで行ったのですが、ついつい急須(台湾茶用の小さなもの)とお茶を買ってしまいました。
と言っても、お土産物屋さんのように、強引に勧められたりしないので、安心してください。
私が物欲に勝てなかっただけです(笑)
実際、この小さな急須で、2Lくらいのお茶を出したこともあるらしく、少なく見えてもかなり飲めるので、専用茶器がない場合には、少なめに茶葉を入れた方がいいと思いました。
お湯を入れると、かなり茶葉も膨らむので、あまり入れすぎると確かにもったいないです。
私は日本のお家には茶器がないので、緑茶用の小さめの急須で、底が7~8割隠れるくらいの茶葉を入れて飲みました。
お茶は出なくなってくると、味がなくなってくるので、そうしたら茶葉を変えるようにしています。
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こんな感じでお茶を入れます。 |
最初は、薄い色で味も薄め、何度も入れていくと、色も味も濃くなっていきます。
茗心坊は「高密度焙煎」という店主こだわりの製法でお茶を焙煎しているそうで、うっかり忘れてお茶が濃く出過ぎてしまった時も、お湯を足して薄めてOKという、ずぼらな私にはぴったりなお茶でした。
いろいろなお茶を試飲すると、同じ烏龍茶でも味が違ったり、高いお茶でも自分の口に合わなかったりと、発見も多いです。
高いのに(自分にとって)おいしくないお茶を買わなくて済むのは、大きなメリットだと思います。
おすすめサービス、注意点など
おすすめのサービスは、パッケージにプレゼントする人の名前を書いてもらうことです。
名前入りにしてもらえば、特別なお土産にはぴったりです。
(元々台湾茶はどこで買ってもお高めなのですが、なんとなくお茶って高いイメージがないですよね。私だけ?)
お買い物の際には、クレジットカードも使えるので、たくさん買っても安心です(笑)
それから、これは茗心坊に限らないと思うのですが、空腹や体調不良など、万全の状態でないときにお茶を大量に飲むと、いわゆる「お茶酔い」(お茶の飲み過ぎで酔ったような状態になること)になります。
私は、当日お昼をしっかり食べてから行ったにも関わらず、2時間お茶を飲み続けたら、お茶酔い状態になりました。
実は茗心坊のお茶は、お茶酔いしないということも売りにしているのですが、こればっかりは個人差もあり、その日の体調にも左右されることだと思うので、もうムリかな?と思ったらそれ以上飲まない方がいいです。
わんこ蕎麦のように、湯飲みがカラになると新しいお茶をついでくれるので、断りづらい場合は新しくいれてくれたお茶を残しておけばいいと思います。
というわけで、体調に気をつけて、お茶選びを楽しんでください!
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