台湾に来たからには、台湾人のソウル家電、大同の電鍋を買いたいと、ずっと思っていました。
そこで、3年前にキッチンのある部屋に引っ越したのを機に、愛買のセールで大同の電鍋を買いました。
にも関わらず、その後わりとすぐにまた新たに大同の電鍋を1台買ってしまったのです。
なんでそんなことになったかというと、これには台湾の一人暮らし用アパートのキッチンの狭さと、大同の電鍋特有の事情が関係しています。
今日は、これから大同の電鍋を買いたい!という人に少しでも参考になればと思い、私の経験談をお話したいと思います。
1台目の電鍋購入時
1台目の電鍋を買うにあたって、ネットで情報収集したり、台湾人の友人にリサーチしたりしました。
台湾だと色々なメーカーが電鍋を出していますが、やっぱりここは大同だと思い、それはあっさり決定。
でも、大同はけっこう限定カラーや、キャラクターとのコラボ商品を出しているんですよね。
私も最初は、限定カラーに魅かれて、そっちを買おうかなぁと思っていました。
でも、仲良し台湾人の一押しは、オールステンレスの電鍋!
「ステンレスの方が安心だし、保温スイッチもついてるし、便利だよ~」
と言われて、どうせならいいやつを買おう!とステンレス購入を決意。
大きさも、大は小を兼ねるだろう!と思って、一番大きな11人用の電鍋を買いました。
私が購入した、初代電鍋のステンレスちゃんがこちら。
内鍋が付いています。
ステンレスの電鍋はきらきらと輝いていて、本当にきれいです!
初めて作った料理は、十全大補湯という薬膳スープ
鍋に具材を入れて、内鍋と外鍋の間に水を入れて、コトコト煮るだけでおいしいスープができました。
やっぱり電鍋は便利!
しかし、この11人用の電鍋、大きすぎて内鍋をシンクで洗うのも一苦労。
しかも、加熱中にけっこな量の蒸気が上がってくるので、置く場所にも気を使います。
台湾のミニキッチンの小ささを完全に舐めてました。
一度にたくさんの量を作れるのは便利なのですが、そこはなんといっても一人暮らし。
部屋に備え付けの冷蔵庫も小さいし、作り置きもままなりません。
結局あっさりお蔵入りしてしまいました(笑)
そして2台目の電鍋購入!
でも、やっぱり電鍋使いたいなーと思い、結局ワンサイズ小さい6人用のを購入することに。
どうせなら違う形と色にしようと思い、赤いレトロな電鍋を買いました。
それがこちら。
またまたスープ作りました。
(棗を入れるのが好き)
すみません、比べた写真がないので、いまいち伝わらないかと思うのですが、6人用だと内鍋が小さい(かなり小さく感じます)ので、洗うのは楽ちん!
台湾の小さなシンクでも、鍋を洗うのにストレスがありませんでした。
ただ、その小ささゆえに、料理の量としては、1人分だと少し多く、2人分だと少ないくらいかなと思います。
私は現在1人暮らしなので、特に問題ありませんが、家族がいると少し物足りないかも。
電鍋のメリット・デメリット
さて、その後電鍋はどうなったかというと、実はお恥ずかしながらうちではあまり活躍していません。
見てもらって分かるように、私はいつもスープを作っているのですが、電鍋で作るスープは本当においしいです。
でも、結構時間がかかります。
入れる水の量にもよりますが、鍋いっぱいのスープにきちんと火が通るまでに最低でも20分はかかります。
時間がない平日の夕飯時などに、電鍋で料理するのは非現実的です。
うちには日本人のソウル家電(笑)電子レンジがあるので、よけいにそう思ってしまうのかもしれません。
あと、電鍋で蒸し物をするとおいしいのですが、肉まん蒸すために電鍋をわざわざ引っ張り出してくるのは、私にとっては結構億劫。。。
電鍋を使った場合、内鍋を洗うのはもちろん、内鍋と外鍋の間に水を入れるので、それを拭いて乾かす作業が必要です。
キッチンが広くて出しっぱなしにしておける家庭は問題ないと思うのですが(雑誌などで見る、台湾のお家にいる電鍋は、キッチンに出しっぱなしにされている印象)、うちのように使ったら必ずしまわなければいけない場合には、ひと手間になってしまいます。
前に冷凍の粽を蒸すのにチャレンジした時は、時間が足りなかったのか、真ん中まで温かくなっていませんでした。
これも、結構時間がかかるなというのが私の印象です。
結果、ものぐさなので、ついつい、レンジでいいかーとなってしまいます。
(「日本人は本当にレンジが好きよね!」と言われます笑)
というわけで、私の結論としては、
1回の食事で何品も料理を作る場合は便利
時間があって、食事の前に早めに仕込みができる時は便利
です。
それ以外の、朝の忙しい時はレンジあるいはコンロ使用の方が早くて便利(洗い物も少ない)だと思います。
本当はもっと上手な使い方があるのかもしれませんが、一外国人の、そして小さなキッチンしかもたない家に住む者(ここ大事!)の素直な意見として記しておきます。
誰かもっと便利な使い方を教えてくれー!(心の叫び)
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