なにを隠そう、私はコレクター癖があって、いろいろ集めるのが好きなのですが、
そんな私の集めたい欲を刺激するイベントが始まりました!
最近、ホームで電車が来たことを知らせる音楽を駅ごとに変えたりして話題になっている台北MRTですが、このたび20周年を迎えたそうです。
20周年を記念して、有名人がお祝いの曲などを送っているとか。
それを記念して、それぞれの路線の色に合わせた1日乗車券を限定で発売するそうです。
日本語のニュース記事はこちら。
1枚目の発売が先週の土曜日に行われ、ミーハーな私は早速買いに行ってきたので、その様子をご紹介しようと思います。
20周年記念チケット(トークン)はどこで買えるの?
日本語のニュース記事を見ると分かるのですが、いったいどこで買えるのかよく分からないんですよね。
なので、調べてみると、こんなニュース記事をネットで発見しました。
「從3月19日起連續5周的星期六上午9時開始,在忠孝復興、中山、西門、松江南京及台北車站等5站限量發行,每顆售價150元,售完為止。」
これを私なりに日本語にしますと、
「3月19日から5週間に渡り、毎週土曜日の午前9時から、忠孝復興駅、中山駅、西門駅、松江南京駅、台北駅の5カ所で限定販売します。1枚150元です。売り切れ次第終了となります。」
といった感じです。
2000枚の数量限定らしいので、単純計算で一駅400枚ずつの在庫でしょうか。
買える駅は「忠孝復興駅、中山駅、西門駅、松江南京駅、台北駅」ということが分かりました。
当日私は台北駅で用事があったので、ついでにそこで買うことにしました。
20周年記念チケットの売り場
さて、台北駅に着いたはいいものの、ご存じの通り台北駅はほんとにほんとに広いので、窓口も券売機も無数にあるし、どこで売っているか分からなくて迷いました。
余談ですが、もしどうしても台北駅で待ち合わせしなければならない場合は、出口を指定することをオススメします。
MRTの駅では、地上への出口には全て番号が振られているので、そこで待ち合わせるのが一番確実です。
その際には、地上なのか地下なのかまで決めておくことをお忘れなく。
でももっと確実なのは、台北駅で待ち合わせしないことです(笑)
で、本題ですが、たぶん一番中央の改札の辺りではないか?と辺りを付けて、そこまで歩いて行ったら、とても運良く見つかりました。
出口の番号でいうと、M4・M6(K区地下街)とM5(新光三越)の間にある券売機です。
券売機がいくつか並んでいるのですが、一番左が記念チケット専用の機械になっています。
よくみると、券売機の上に記念チケット専用の機械であることが書いてあるので、それを目印にしてください。
この券売機を発見できれば、あとは簡単です。
パネルのところで、何枚買うかを選んでボタンを押して、お金を入れればコイン型のチケットが出てきます。
私は10時前くらいに行ったのですが、案内員らしきお兄さんがいて、買い方を教えてくれました。
手に入れたチケット(トークン)はこちら。
1枚買うと他の色もますます欲しくなるから不思議です(笑)
表はいつもと変わらず、裏には20周年の記念1日乗車券であることが書かれています。
20周年記念チケット(トークン)を買う際の注意点
この20周年記念チケットですが、購入に当たってはいくつかお伝えしておきたいことがあります。
1.1日乗車券はその日限り有効
このチケットは1日乗車券を兼ねているので、これを使えば1日MRTに乗り放題になります。ただしチケットは1枚150元なので、近距離(20元)しか移動しない場合、約8回乗り降りしないと元が取れないことになります。
私のように収集目的で買う人はいいのですが、場合によっては悠遊卡にチャージして使用した方が安くなることもありますので、注意が必要です。
ちなみに、通常売られている1日乗車券も値段は同じ150元なので、最初から1日乗車券を買うつもりだった場合には、記念チケットを買うと思い出になっていいかもしれません。
2.形は通常のチケット(トークン)と同じ。でも使い方は悠遊卡と同じ。
すでにご存じの方も多いと思いますが、悠遊卡を使わずに券売機で行き先ごとにチケットを買う場合、このコイン型のチケットが出てきます。トークンは、入場の際はICカードリーダーにタッチして入り、 出る時はICカードリーダー下のトークン入れに入れて出ます。
つまり、駅を出るときにトークンは回収される仕組みです。
ただし、この記念チケットは返す必要はありません(回収されません)。
なので、間違ってトークン入れに入れないようにしなければなりません!
せっかく買った限定チケット、うっかり回収されては悲しすぎますのでご注意を。
パスケースなどに入れて使用するのがオススメです。
3.買える場所は限られている。
これが最も重要な点かもしれません。どういうことかというと、記念チケットが販売されている駅まで行くために、さらに交通費がかかるということです。
私は自宅最寄り駅から、台北駅に行くのには普段から使用している悠遊卡を使い、記念チケットを買ったあとは、そのチケットを使用して移動しました。
でも、その日は移動距離が短くて、全然元は取れませんでした。
台北MRTは、今は悠遊卡を使用すると運賃が2割引になるシステムなので(もうじき廃止されるという噂もありますが)やはり値段では悠遊卡に勝てないようです。
「記念に欲しい!ついでにMRTに1日乗り放題なんてラッキー!」という人に向いているチケットかと思います。
そんなわけで、私と同じく何かを集めるのが大好きなコレクターのみなさん、ぜひ一緒に集めましょう!(笑)
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